いくらお酒を飲んでから時間がたっているとはいえ、「抜けてなかったらどうしよう…」とおもいながら窓を開け、警察が「飲酒の検問です。こっちに向かって息を吐いて下さい」と言う。僕は言われたとおりに息を吐く。ほんの数秒のやりとりがやたらと長く感じた。僕は固唾を飲み警察官の言葉を待つ。すると警察官が、「はいどうぞ。」僕は心の中で「どうぞ?いいのか?ダメなのか?」と、思っていると。警察官が、「気を付けて運転して下さい。」僕は「助かった。」胸を撫で下ろした。
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