今季初戦となるこの試合、まず先制したのはフラワーズ。1回裏、長澤がヒットで出塁した後、パスボール・送りバントの間に3塁へ進み、大根洋の2塁強襲適時打で今季初得点を挙げた。この回、相手エラーもあり2点を奪い流れを引き寄せる。
2回以降は足などを絡めた攻撃を見せ、相手のミスも絡み着実に得点を挙げていった。守備の面では、久々の登板ではあったものの、先発の斉藤が安定したピッチングを見せ4回を1安打に抑えた。また、野手のミスも無く危なげない試合運びが出来、今季の初戦を最高の形で締めくくることが出来た。
良い形で終わることの出来たこの試合も次戦以降に向けて反省するところは多々あり、その点をいかに修正していくかによって今季のフラワーズの明暗が分かれてくるだろう。昨シーズンも1戦目は良い内容で終われていたが、2戦目は危うい試合をするなど、各々が気を引き締め昨年と同じにならないような意識を持ってプレーしていかなければならないと思う。