今年初めての練習試合となったこの試合は、今後の大会へ向けての準備として色々試していける場となった。まずフラワーズは初回、先頭の力田祐がライト前ヒットで出塁すると、続く大根洋がきっちりと送りチャンスを広げる。長嶋が歩き、迎えた４番村上が待望の今季１号となる３ランホームランを放ち、良い形で先制し序盤から主導権を握った。２回以降は相手投手の自滅となる死四球の多さで徐々に得点を重ねていく。
この日の先発は、初登板となる川村がマウンドに登った。川村は制球が定まらず、四球などでランナーを背負ってしまうが何とか立て直し無失点で切り抜ける。２回には村上が登板し無難に３人で抑え、安定感を見せた。３回以降は初登板となる力田祐が引き継ぐが、４死四球を与えるなど制球も乱れ４点を失ってしまうホロ苦デビューとなった。
試合は結局序盤のリードを守りきる形で勝ちを挙げることが出来たが走塁面・守備でも反省すべき点がある。７月後半から始まる大会に向け今日の試合の反省をふまえて、良い形で大会に臨んで入っていけるよう今後の練習などで準備していきたいものである。