フラワーズは初回1,2番が四球などで出塁しチャンスを作ると、3番の浅田が2点タイムリーツーベースを放ち先制した。更に4番の長澤がヒットでチャンスを広げ、7番の鈴木の犠牲フライ・8番力田直の内野安打の間に得点し4点を初回に先制する形となる。この試合の先発は今季初先発の大根光がマウンドに上がった。初回には先頭打者にいきなり死球を出してしまう事となったが、守りに助けられ、幸いピンチとはならなかった。
2,3回には、今年打点争いトップを走る村上の2点タイムリー、今季の首位打者の浅田が今日2本目となるタイムリーを放つ。4回には大根洋にもタイムリー、6回に力田祐・鈴木の2点タイムリーツーベース、長嶋にもタイムリーが出て気が付けば、先発全員の11安打16得点で今年最高の成績を残すことができた。
そして、投げては大根光が今日初先発ながら、四球などでランナーは出したものの、切れのあるストレート・変化球で要所を締め5回をノーヒットに抑え、三振も7つ奪うなどエース級の活躍を見せることが出来た。

フラワーズに入部してから3年、そのすばらしい野球センスで守備・攻撃で主力の一人としてチームを引っ張って来てくれた長澤がこの試合で最後となってしまったが、今日の皆の活躍ぶりをみて、安心して旅立っていけるのではないかと思う。皆で彼の抜けた穴を埋め、また更に強いチームとなっていけるよう、来季以降も盛り上げていければ良いなと思います。